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社説:障害者雇用 企業の理解促進を図れ|さきがけonTheWeb を見て [メール投稿]

社説:障害者雇用 企業の理解促進を図れ|さきがけonTheWeb
 障害者雇用促進はノーマライゼーション実現のため、不可欠である。ノーマライゼーションの考えは1950年代にデンマークで生まれた。「障害があっても人間として平等であり、人間として尊厳ある生活を営む権利を持つ」「可能な限り、障害のない人と同じ生活条件の下に置かれなければならない」。それが理念だ。

 労働は生活の糧を得るだけでなく、自己実現のための営みである。労働により、その人の可能性は開花し、人生はより豊かなものとなろう。それは障害のある、なしを問わない。企業は障害者雇用への理解を深め、ノーマライゼーションのさらなる実現に寄与する必要がある。

 その通り!と言いたいところだが、どこまで考えて書いているのかがよく分からない。
 書いてあることは正しいと思う。ただ…。
 最終的には「障害者の雇用の促進等に関する法律」が無い社会の方が良い。障礙者の法定雇用率が必要ない社会にした方が良い。
 しかし、「今は」必要だから、「障害者の雇用の促進等に関する法律」が存在し、障礙者の法定雇用率を設けている。
 そのことを踏まえて、どうして今は「障害者の雇用の促進等に関する法律」が存在しなければいけない社会なのか。どうすれば「障害者の雇用の促進等に関する法律」が必要なくなり、障礙者が障害を意識せずに暮らせる社会、すなわち障礙者にとって障害の無い社会になるのか。
 そのことを考えつつ、障礙者の雇用促進について考えた方が良いのではないだろうか。
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東北大、早期の環境的介入が精神疾患の発症を予防する可能性を示唆(日経プレスリリース、2013/04/12)を見て [メール投稿]

精神疾患発症脆弱性の臨界期を示唆 早期の環境的介入が精神疾患の発症を予防する可能性
 本研究成果により、マウスにおいてMAM投与によって誘導される統合失調症様症状の発症には発達時期特異性(臨界期)があり、このメカニズムには抑制性の神経細胞が関与することを見出した。また、飼育環境を改良(環境強化)することにより、統合失調症様の症状が改善されることを明らかにした。このことから、幼若期でも脳は発達過程にあり、この時期の神経回路発達の不全が成人期になってからの精神疾患発症脆弱性に関わることが示唆される。なかでも、神経新生はストレスや低栄養等の環境要因に強く影響される。したがって、幼若期に脳の発達の障害が生じた場合には、なるべく早期に介入する必要性があることが示唆された。

 図は東北大のサイト【精神疾患発症脆弱性の臨界期を示唆 早期の環境的介入が精神疾患の発症を予防する可能性】からリンクを張っているPDFファイル詳細(プレスリリース本文))の中にある。
 読んだ感想だが、まず「統合失調症様症状の発症には」がよく分からない。
日経プレスリリース
統合失調症等の精神疾患では共通して、感覚のフィルター機構に障害があることが知られ、これは、音驚愕プレパルス抑制(PPI)試験(注1)によりモデル化できる。

 このように書いてあるのだが、音驚愕プレパルス抑制(PPI)試験とは次のようなことらしい。
日経プレスリリース
注1.事前にある大きさの音を聞かせておくと、次により大きな音を聞かせた時の驚愕反応が減少する。この減少をプレパルス抑制と呼ぶ。統合失調症の患者ではPPIに異常が観察されることが多い。

 たしかに、統合失調症の患者ではPPIに異常が観察されるかもしれない。でも、逆に、PPI異常が観察されたら統合失調症なのだろうか?統合失調症とは別の病気や原因でPPI異常が観察されることはないのだろうか?もしも、統合失調症患者以外でもPPI異常が観察されるとしたら、PPI異常の結果を見たこの実験では、統合失調症の原因と発症予防について結論づけられないのではないだろうか?
 言えるのは、次のようなことだけだろう。
 本研究成果により、マウスにおいてMAM投与によって誘導される音驚愕プレパルス抑制(PPI)異常には発達時期特異性(臨界期)があり、このメカニズムには抑制性の神経細胞が関与することを見出した。また、飼育環境を改良(環境強化)することにより、PPI異常が改善されることを明らかにした。このことから、幼若期でも脳は発達過程にあり、この時期の神経回路発達の不全が成人期になってからの精神疾患発症脆弱性に関わることが示唆される。なかでも、神経新生はストレスや低栄養等の環境要因に強く影響される。したがって、幼若期に脳の発達の障害が生じた場合には、なるべく早期に介入する必要性があることが示唆された。

 このような結論であれば、このプレスリリースの結論には頷ける。良い実験だったと思う。
 で、興味深いので本文の方に触れておく。
日経プレスリリース
マウスにおいて、海馬における神経細胞の産生(神経新生)が、記憶や学習、多動や不安等に影響を与えることや、ストレスならびに低栄養等の環境要因によって神経新生が低下することが知られている。そこで本研究では、神経新生を低下させる薬剤(MAM)を投与

 これは神経新生を低下させる手段として「神経新生を低下させる薬剤(メチルアゾキシメタノール酢酸、methylazoxymethanol acetate,MAM)」を選んだということだろう。要するに神経新生の低下がどのようにPPI異常に影響するかを調べることになる。
日経プレスリリース
 発達途中の若いマウスにおいて、神経新生を低下させる薬剤MAM(1mg/kg)を生後の異なる時期(3週齢あるいは4週齢、5週齢、6週齢)から2週間だけ投与し、性的成熟に達した10週齢でPPI試験を行った。その結果、3週齢ないし4週齢からMAM投与したマウスにおいてPPIの異常が認められたが、5週齢ないし6週齢からMAMを投与したマウスでは、PPIは影響を受けなかった。また、4週齢から2週間MAMを投与したマウスにおいては、18週齢においてもPPIの低下が認められた(図1)。これらの結果より、MAMのPPIに対する効果は時期特異的な感受性があり、このPPIの異常は持続的であることが示唆された。

 図1を見たら「5週齢ないし6週齢からMAMを投与したマウス」では全くPPI低下が生じてないわけではない。ただ、PPI試験についてはよく分からないが、PP3については「6週齢からMAMを投与したマウス」は「3週齢、4週齢、5週齢からMAMを投与したマウス」と明らかに違う。若ければ若いほど、MAM投与で神経新生が低下しやすいのだろう。そして、神経新生が低下するとPPIも低下するということだろう。
 MAM投与で神経新生が低下していること、神経性性の低下とPPI異常の関係については、次のように確認したようだ。
日経プレスリリース
 MAM投与によりPPIの異常が認められたマウスでは、PPIに関わることが知られる海馬歯状回(注2)という脳の部位において抑制性神経細胞(注3)の数が減少していることが観察された(図2A−C))。そこで、抑制性神経細胞の減少によって抑制性の神経回路の神経伝達低下が、PPIの異常を引き起こしているかどうか検討するために、4週齢から2週間MAM投与してPPIの異常を引き起こしたマウスで、PPI測定の20分前に、両側の海馬歯状回に抑制性神経を活性化させる薬剤(ムシモル(注4))を投与した。その結果、MAM投与によるPPIの異常が、10 ng ムシモルの投与により改善した(図2E)。しかし、より多量のムシモル投与(100 ng)では、PPIの改善は認められなかった。これらの結果より、MAM投与によって海馬歯状回での抑制性神経細胞の数が減少し、抑制性の神経回路の機能が低下したことによりPPIの異常が引き起こされることが示唆された。

 気になったのは、「しかし、より多量のムシモル投与(100ng)では、PPIの改善は認められなかった」という点。要するに抑制系の神経伝達物質が多すぎてもダメで、バランスが大切だということだろう。
 それで、特に興味深いの次の部分。
日経プレスリリース
 さらに、MAM投与で引き起こされるPPI異常について、環境的な介入効果を検討した。4週齢から2週間MAMを投与されたマウスを、異なる発達時期(4週齢ないし6週齢)から10週齢まで、回転車や遊具等を与えて変化に富んだ環境(強化環境)において飼育した。その結果、4週齢から環境強化下で飼育されたマウスは、MAM投与によるPPIの異常が改善された(図3A,B)。一方、6週齢から環境強化下で飼育されたマウスでは、MAM投与によるPPIの異常は改善されなかった(図3E,F)。これらの結果より、限られた時期の環境介入が統合失調症様の異常行動の発症の予防に効果があることが示唆された。

 図3を見た。確かに違う。
 4つのグラフの上段は4週齢から環境を強化した場合で、下段は6週齢環境を強化した場合。
 棒グラフは左から、比較のための食塩水投与+普通、食塩水投与+環境強化、MAM投与+普通、MAM投与+環境強化。
 上段の4週齢から環境を強化した場合で、左の2本のグラフが低くなってないのはMAM投与が無いから当然だとして、左から3本目のMAMを投与下だけのグラフがぐんと低くなっているのに対して、一番右のグラフはMAMを投与したが神経新生を促すような環境を強化したことでMAMを投与してない場合と同じ高さを維持している。今回は薬剤での実験だが、神経新生を低下させるような状況であっても、神経新生を促すような変化に富んだ、たぶん楽しい環境で育てば、神経新生の低下が起こらないということだろう。実験はPPI試験の結果だけで、そのようなマウスの脳を見た画像が無いのだが、これは重要なことだと思う。
 実験はそこで終わらず、比較のために6週齢から強化環境で飼育したマウスについても確認している。残念ながら、若干の改善はあるが、MAMを投与した影響は消せなかったようだ。PP3では環境強化によって悪化しているようにも見える。
 このことから、神経新生が活発な年齢では、神経新生を抑制するような環境から離した方が良いし、離れられないのであれば、神経新生を促すような変化に富んだ楽しい(楽しければマウスにとっての回転車のように続けやすい)環境を用意する必要があるだろう。神経新生が控えめな年齢になってから環境を改善しても、なかなかストレス脆弱性は改善しないということだろう。それでも、グラフを見ると、若干改善しているように見えるのが救いだが…。
日経プレスリリース
幼若期でも脳は発達過程にあり、この時期の神経回路発達の不全が成人期になってからの精神疾患発症脆弱性に関わることが示唆される。なかでも、神経新生はストレスや低栄養等の環境要因に強く影響される。したがって、幼若期に脳の発達の障害が生じた場合には、なるべく早期に介入する必要性があることが示唆された。

 その通りだと思う。
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「グレーゾーンに生きる」 | コラム | ハートネットTVブログ:NHK を見て [メール投稿]

「グレーゾーンに生きる」 | コラム | ハートネットTVブログ:NHK
「発達障害」は、本当に「障害」なのだろうか。
もしかしたら、私たちが「障害」に押しやっているのではないか。
発達障害のある子どもを持つ親御さんから、
日々もがき、悩んでいる現状が番組ホームページに寄せられ、
その思いを強くしています。

 忙しくて録画した番組は見ていないのだが、「発達障害」という言葉は分かりにくい。
 障害者福祉の世界では「障害」は社会の側が作っていると考える。運動会での障害物競走を連想すると良い。走っている当事者は普通に走ろうとしているのに、主催者がコースに障害物を置いている。その主催者と同じことを社会が行っている。それが今の「障害」概念だろう。
 では、「発達障害」とは何なのか?
 医学的には発達の過程で脳の中で通常の発達が障害された状態だろう。
 これが社会との関係の中だと、社会の側が合理的な配慮を怠って彼らの社会参加を妨げている。今の社会環境が彼らにとっての「障害」である。
 この二つが合わさっているので「発達障害」という表現が分かりにくい。
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